中学受験の面接試験でよく聞かれる質問とマナーとは

中学受験では、筆記試験だけでなく面接試験を実施する中学校があります。合否の結果を大きく左右するのは言うまでもなく筆記試験ですが、面接試験でも好印象を面接官に与えることはとても大切です。

筆記試験は今まで学んだ内容からの出題のため、過去問を使えば事前の対策はしやすいですが、面接試験は一般的な感覚でおおよその質問の予測はついても、しっかりとした面接対策がなくて困っているご家庭は多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、中学受験の面接試験について詳しく解説していきます。この記事を読むことでよく聞かれる質問から面接のマナーが詳しい分かります。

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なお、中学入試まで時間がない場合、今から算数や国語を勉強しても得点アップにはあまり繋がりません。

中学受験は算数や国語ではなく、「社会」の出来で合否が決まります!
そのため、総合点をあと10点アップさせたいのであれば、残り限られた貴重な時間に社会の勉強をすることが断トツの近道です!

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目次

中学受験の面接の種類

個人面接

一般的に多いのが個人面接です。個人面接は一名から複数名の面接官に対して、お子様が一人で面接を受けます。入室後、受験番号と氏名の確認を行い面接が始まります。面接官の指示で面接は終了し退出という流れです。一般的に所要時間は5-10分です。学校によってはもう少し長い時間をかけて行う場合もあります。

グループ面接

グループ面接は主に3つのパターンがあります。5人程度のグループに同じ質問をしたり、違う質問をする個人面接を複数人同時に行うパターン。グループのメンバー同士で話し合いをするパターン。面接官からの質問に対して挙手して回答していくパターン。グループ面接では他の受験生と回答内容が重複したり、発言するのが怖かったりして個人面接とは違った緊張感があります。個人面接に比べて一人当たりにかけられる時間は短いです。しかし面接全体の時間は10-20分程度が多いです。

親子面接

親子面接には主に2つのパターンがあります。保護者が子どもと同伴して面接を受けるパターンと保護者のみ別室で面接を受けるパターンです。どちらかの面接が長くなるというようなことはなく数分で終わるものから10-20分程度かけてられるものまで幅広いです。

中学受験の面接で質問されること

子どもがよく聞かれる質問

志望理由

中学受験の面接に置いて最も質問される内容の一つです。教育方針や校風、学校ならではの特徴を理解しているのかどうか問われます。

小学校生活で頑張ったこと、取り組んだこと

中学校側からすると、小学校で何かに取り組んだことや頑張った経験のある子に入学してもらいたいです。そのため小学校での経験を自分の言葉でうまく伝えられるようにしておきましょう。

通学手段と通学時間

どのようにして受験校まで来たのか問われます。事前にどのような交通手段でどれくらいの時間をかけて行くのか把握しておきましょう。

長所と短所

長所と短所についてもよく聞かれる質問の一つです。自分の強み弱みを体験談を含めながら話せるようにしておくといいでしょう。具体的であればあるほど、相手に伝わりやすいです。

将来の夢、入学後やりたいこと

入学後をイメージして将来何をしたいのか、何を学んでどうしたいのか話せるようにしておきましょう。面接なので絶対になりたい夢でなくても自分が話しやすい内容でも大丈夫です。

最近の気になっているニュース

今世界や日本で起こっている出来事に関心があるかどうか確認するために質問されます。普段から周りのことに関心を向けて生活するようにしておきましょう。面接試験の1ヶ月前程度からでいいので、話す内容について調べておくのがいいと思います。

親がよく聞かれる質問

  • 志望動機
  • 通学時間と所要時間
  • 家庭での子どもの様子や性格
  • 教育方針やしつけ
  • 子どもと普段どんな会話をするのか
  • 家庭で子どもにどんなお手伝いをさせているのか
  • 子どもに将来どんな人間になって欲しいのか
  • 子どもに将来どんな職業に就いて欲しいのか
  • 本校の教育方針を理解しているか
  • 学校説明会や文化祭等に来た時の印象
  • 入学後、PTAに協力できるか

普段から子どもと会話をして子ども様子や性格、将来の夢などについて把握しておくようにしましょう。また志望校の教育方針や教育カリキュラムについては十分に理解しておきましょう。

中学受験の面接で気をつけたいマナー

面接の際には、ここで紹介する基本的なマナーの部分をしっかり重点的に行なって下さい。入室する時や着席する時の振る舞いを何回も練習して、その行動が綺麗な形で自然にできるように、体に覚えさせておきましょう。そうすると多少緊張しても体が覚えていますし、自然な振る舞いは、面接官に良い印象を持ってもらえると思います。

このような自然な振る舞いやマナーが出来ていると、その受験生は育ちが良い、落ち着きがあると思ってもらえますから、練習しておくと良いですね。

入室時のマナー・流れ

入室時にはドアをノックします。ノックは3-4回しましょう。ドアを開けるタイミングは面接官が「どうぞ」と入室の許可を出してからです。ノックして勝手に入らないように気をつけましょう。

入室の際には「失礼します」と言ってから一礼します。この時ドアの閉め忘れが無いように気をつけてください。入り口に近い椅子の横に立ち「よろしくお願いします」と元気に大きな声で挨拶をして改めて一礼しましょう。

面接官に座るように勧められてから椅子に座ってください。座るときは姿勢が崩れないように気をつけてください。

退室時のマナー・流れ

面接官から「それではこれで面接を終了します」と面接終了の合図を告げられたら椅子に座ったまま軽く一礼します。そして立ち上がり、入り口側に近い椅子の横に立ちましょう。「ありがとうございました」と感謝の言葉を述べ、再度一礼します。

ドア前まで移動し、面接官の方を向いて「失礼します」と言ってから最後にもう一度一礼します。そしてドアを開けて退室します。

面接時の服装は?

普段通りの服装で大丈夫ですが、派手な服装はやめましょう。通っている小学校の制服がある場合は制服で。ない場合は男子はブレザーかジャケットに黒色のパンツに黒のローファーが無難です。

女子ですあればブレザー、ブラウス、スカートにローファーが無難です。男女共にジーンズはやめておきましょう。

中学受験の面接で失敗しないための対策

答え方や態度

面接本番で聞かれそうな内容についてあらかじめ考えておくことが大切です。ただし考えた文章を丸暗記するのではなく、内容を大まかに決めておいてその内容に対して自分の言葉で伝える練習をしておきましょう。文章を丸暗記しても面接本番で頭が真っ白になり忘れてしまうかもしれません。ですので自分の言葉でうまく伝える練習が一番大切です。態度に関しては保護者や指導者に見てもらいましょう。

次に大切なのは、緊張しない事ですす。緊張してしまうと、普段では間違わない事でも間違えてしまったり、うっかりしたミスも発生したり、失言をしてしまったりする可能性があります。ある程度の緊張は仕方ないとしても、緊張しすぎてしまうと、落ち着きませんので、面接官の人に良い印象を与えられず、逆に落ち着きがないと思われてしまうでしょう。

中学受験の面接の場合は、質問の回答に加えてお子さんの態度を見ている事が多いです。ですから、どのような答え方やしぐさといった点を見ているのです。もちろん質問の回答に答えられなかったり、詰まったりすると減点対象になりますから、その辺の対策も必要になります。

答え方や態度に関しては、少し大きめな声で、ハキハキとテンポ良く、聞き取りやすい口調がベストになります。そして、面接官の目を見て、動揺しないように話しましょう。当然ですが、話し方は丁寧語になりますし、言葉遣いも気を付けて下さい。

逆に良くない例で言いますと、声が聞き取り辛かったり、始めは声が大きくても徐々に小さくなったり、相手に言いたい事が伝わらないのは、良くありません。このような点を注意して、面接に臨めば良いでしょう。

しかし、いきなり面接で緊張せずに答えられる人は少ないでしょう。面接に慣れて緊張しないために、面接に向けて練習する必要があります。一人だけだと面接の練習になりませんので、親子で本番を想定しながら何回も練習をして下さい。

面接の質疑の中での注意点

面接の質疑の中で、向こうの問いに対して、意味や意図が分からない時があると思います。そういった時は、素直にもう一度質問を繰り返してもらった方が良いかもしれません。

なぜなら、話す側と受け取った側で質問の意図が違っている場合に答えてしまうと、チグハグな結果になってしまい、最終的に悪い印象を与えてしまう危険性があるからです。

面接の練習方法

面接の練習は家庭でも行うことができます。しかし親ばかりが面接官になってしまうと何の緊張感もなく、本番に緊張してしまい何も言い出せないということになりかねません。ですので小学校の先生など親以外の大人の人に面接官をやってもらうことをオススメします。

塾の面接対策講座を受講する

受験生の多くは塾の面接対策講座を利用しています。塾の面接対策講座を利用すれば、志望校にあった面接の練習をすることができます。また子どもと面識があまりない大人が面接官役をすることになるので、程よい緊張感を持って面接練習をすることができます。家庭で練習するときに気づきにくい改善点やポイントもわかります。可能であれば塾の面接対策講座を受講することをオススメします。

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なお、中学入試まで時間がない場合、今から算数や国語を勉強しても得点アップにはあまり繋がりません。

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中学受験の面接で持っていったほうが良い持ち物

入学案内

教育方針や教育カリキュラム、校風、志望理由など面接の直前に確認することができるので持っていくのをオススメします。

本や参考書

面接に待ち時間が長い場合、緊張をほぐすためにも、本や参考書はオススメです。

カイロ

カイロで手を温めるだけでもリラックス効果があります。面接前はリラックスできるようにしましょう。

ブラシ、てかがみ

ブラシと鏡があれば、控室で身なりを整えることができます。

まとめ

いかがだったでしょうか。中学受験のおける面接試験についてご理解いただけたかと思います。本番である中学受験の面接は一度きりになります。ですからそこで、失敗しないように、試験勉強に支障が出ないようにして、しっかりとした入念な練習が必要なのです。

志望する学校の面接官に少しでも良い印象を持って貰うために、子供だけではなく周囲の人達と工夫や努力をして、本番に臨みましょう。

今回お伝えした内容を踏まえて、面接練習、面接当日に備えてください。最後までお読みいただききありがとうございました。

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