中学受験 入試直前の社会10点アップの暗記ポイント・勉強法

中学受験では多くの学校が4教科受験をすることになります。中でも社会と理科は小学校で学習しないような深いところまでの知識が必要です。限られた時間の中で得点力を養うためには、ただ暗記するだけでなく知識を活用する力まで求められます。

社会や理科は暗記教科であり、トレーニングをすれば得点アップをすることも可能です。もしも苦手意識を持っていたとしても、対策をすれば10点近く伸ばすこともできます。10点あがれば合否の可能性も大幅にアップします。

そこでこの記事では、社会の点数を入試直前でも10点アップさせるのに有効な方法を紹介します。特に社会が苦手な人、思うように過去問で点が取れていないという人は参考にしてみてください。現状を改善するためのヒントが見つかるでしょう。

【まだ間に合う!】入試直前期に総合点をあと10点アップさせる方法

中学入試まで時間がない場合、今から算数や国語を勉強しても得点アップにはあまり繋がりません。

中学受験は算数や国語ではなく、「社会」の出来で合否が決まります!
そのため、総合点をあと10点アップさせたいのであれば、残り限られた貴重な時間に社会の勉強をすることが断トツの近道です!

【中学入試直前期に社会を勉強すべき理由】
● 算数の1点と社会の1点は、総合点で考えれば同じ1点
● 社会は暗記教科で学習センスがいらない!
● 社会は塾任せでは絶対に伸びない、家庭学習で伸ばす!

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目次

中学受験 入試直前の社会の勉強法とは?

6年生の後半期は過去問で傾向をみて、色々対策を立ててきたと思います。しかし、中学受験の直前期になり、本番がいよいよ近づいてくると過去問の傾向を鵜呑みにしすぎないことも場合によっては必要です。

もちろん、志望中学の過去問を見て、傾向を把握するという作業は必要不可欠なのですが、自分の受験する年に傾向が変わったり、今まで出題されていなかった単元、あるいは今まで出題されなかった形式(例えば、時事問題や記述問題など)が新しく出題される可能性も0ではありません。

少しくらい傾向が変わっても対応できるように、直前は、知識の土台となるテキストで、幅広く知識を再確認しておきましょう。また、この時期になると、1分1秒が重要になってきます。今まで勉強してきた成果を出来る限り発揮できるように時間も丁寧に使いましょう。

入試本番で社会をもう10点アップさせるためのチェックリスト

まずは入試問題を解く上で、必ず確認しないといけないチェックリストになります。プリントアウトして一つずつ確認してみましょう。

  • 正しくないものを選ばないといけないのに、正しいものを選んでしまっている
  • すべて選びなさい と言われているのに、1つしか選んでいない
  • 漢字で書きなさいと言われているのに漢字で書いていない
  • 記述問題で、句読点を1字にカウントしていない(減点対象)
  • 時事問題対策を一切行っていない(出題される可能性があり)

社会分野別 弱点チェックリスト

今の時期の6年生は入試本番前ですから、かなり集中して過去問を解いているかと思います。それで解けなかった部分があった場合、それはズバリ弱点部分ということになります。その部分の単元は、入試本番までに対策する必要があります。

下記のように単元ごとに系統分けして、もう一度弱点分析し、補強してみましょう。何校も受験予定の場合、このチェックリストで出来なかった単元をどんどんチェックしてみてください。

同じ部分にチェックが重複する場合、間違いなく、そこは弱点部分です。入試本番で同じように解けなかったら、これ以上に悔しいことはありません。実際、本当に1問でもこういった問題があると、思っている以上に悔しいものです。その部分は、念入りに強化しておきましょう!

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中学受験の社会は直前の対策が一般的とされているが…

こんなことを言うと逆に「社会は直前に勉強すればいい」と思われるかもしれません。もちろん一夜漬けでどうにかなる科目ではないです。しかし、直前まできちんと塾の授業を聞いて宿題に取り組んでいれば逆転することもできます。

覚えるべきことは頭に入っているのに、知識をうまく使えないことが社会の点数が伸びない要因の一つです。そこで、多くの塾では社会の点数を上げるためには今まで身につけた知識をうまく活用する方法を受験前から指導していきます。そのため点数に反映されるようになるのは直前になることが多いです。

また、ほとんどの塾では、早い段階で算数と国語にばかり時間を割いてしまい、社会の後回しが起こってしまいます。そのため、社会は最後の直前期に底上げをするのが一般的です。しかし、中学受験で合格するためには、社会をまず最初に固めることが何よりも重要です。

直前期の6年生は一日一日を大切にするしかありませんが、まだ入試が近づいていない5年生、4年生は早いうちからきちんと知識の土台を身につけておくことが大切です。

では、社会の基礎知識がまだまだ身についていない人、暗記がうまく出来ていない人はどのような対策をすればよいのでしょうか。

中学受験の社会は、まず暗記することが大切!

知識が身についていなければどのような問題も解くことができないですし、勉強したものも記憶に残りません。そこで知識の核となる部分を作っていくようにしましょう。

中学受験の地理は都道府県を含めた白地図系の基礎知識を身につけることから

社会の地理では地方ごとの農林水産業の特徴や、農作物の生産量のランキングといったものは必ず暗記する内容です。これらの知識を身につける際、都道府県や山地、山脈、川、平野、といった地図の知識が欠かせません。

都道府県の位置を聞かれるようなことは無いから覚えていなくてもいいのではないか、と思われることもあります。しかし、都道府県の位置関係を理解しておくことで生産物の流通も理解できますし、機構の特色を生かした生産物についても覚えることができます。単なる「○○の生産量1位が△△県」という情報だけでなく「海が近いことで一年を通して温かい」とか「××山脈のある地形を生かした栽培方法が特色」とかといった知識が加わることで、暗記事項も覚えやすくなるのです。

中学受験の歴史は時代の流れをつかむ

地理の都道府県のように、歴史の暗記をする際に知識の核となるものは何かというと時代の流れです。特に塾の教科書や参考書、問題の中で、時代とその次代の中心人物の名前を覚えていくようにしましょう。

もちろん、時代とその時代の中心人物をセットにすることによって知識が頭に残りやすいという効果もあります。授業でその時代が出てきたり、問題で出てきたりしたときにも、「この時代のことか」とイメージがしやすくなりますし、興味も持ちやすいです。

時代、その時代の中心人物の暗記がしっかりできていくと、歴史上の出来事も記憶に残りやすくなります。少しずつ知識が身につくようになり、何をした人なのか、その結果どのようなことが起きたのかということが結びつきやすくなり、最終的に歴史の知識が体系的に入るようになりやすいのです。

中学受験の公民は図と表を活用する

地理や歴史は何とかなったけれど、公民はどうにもならない、公民が苦手という人はとても多いです。覚えることが多いですし、内容も地理や歴史に比べると小学生には興味が持ちにくい内容になっています。そこで、公民で少しでも早く知識を身につけるためには図と表を活用するようにしましょう。

例えば有名なものに三権分立の一覧表があります。国民と三権のかかわりをわかりやすくしたもので、公民の中でも頻出のものです。これも言葉にして覚えようとするとわかりにくいですが、図にすることで頭に入りやすくなります。他にも税金の種類を一覧表にまとめたり、地方自治における直接請求権の種類といったものも一覧表にしたりするとわかりやすいです。

中学受験の社会科は、スタディアップの教材がおすすめ!

中学受験の社会が苦手な子の中には、塾の教材を見るのも嫌だ!という状態になる子もいます。また、塾の教材を見ていても内容が理解できない、大事なポイントがどこかわからないという子もいるでしょう。そこで、そういう状態の子におすすめしたいのがスタディアップの教材です。具体的にどのような教材があるのでしょうか。

そもそもスタディアップとは

スタディアップは日本唯一の中学受験の社会科専門塾であり、公式通販サイトでは社会科の家庭学習教材を豊富に取り扱っています。中学受験前の本格的な学習はもちろんのこと、小学校低学年から取り組める内容もあり、状況にあった社会科教材を見つけることが可能です。

そこで、スタディアップおすすめ教材を3つ紹介しますので、状況にあった使いやすい教材を取り入れてみてはいかがでしょう。

白地図ピース

白地図ピースはたくさんのメディアでも紹介されている人気のツールです。名前の通り、地理の中で必ず覚えておきたい都道府県名や県庁所在地、山地や山脈、川、平野といったものをゲーム感覚で身につけることができます。白地図の台紙の上に山地や山脈など191ピースの地形を重ねていくことで、それぞれの場所を覚えていくのです。

さらに都道府県を効率よく覚えるために、都道府県の形をすべてキャラクター化したフラッシュカードもセットになっています。このカードは手軽に持ち運ぶことができるので、受験勉強の合間の息抜きや、塾の休み時間やお迎え待ちといったすき間時間に便居するのにも便利です。書かれている内容を確認するのはもちろんですが、覚えておきたい都道府県の知識を書き込んで自分だけのオリジナルの参考書にするのもよいでしょう。

中学受験勉強も佳境に入ってくるとゲームをしたり友達と遊んだりという時間はほとんどとることができません。そこで大切になってくるのが勉強しながら遊んで気分転換になるツールです。白地図ピースは一人で黙々と置いて楽しむのはもちろんのこと、家族で問題を出し合ってゲーム感覚で楽しむこともできます。地理が苦手な子にとっては覚えられていない知識を追い込みで詰め込むのに役立ちますし、社会が得意な子にとっては復習教材としても、気分転換としても役立つツールになります。

コンプリートマスター

とにかく社会が苦手で、授業の内容も理解ができていない、頭に入っていないという状態の場合、小学校4年生の教材から見直したいと思っても、受験前にはそのような時間はとれません。そこで効率的に塾での学習を振り返りたいという人におすすめしたいのが「コンプリートマスター」です。この教材は塾での地理・歴史・公民の学習を13時間で振り返ることができるCD教材です。

毎日少しずつ聞いて復習をしてもいいですし、苦手な単元が絞り込めている場合にはピンポイントに理解ができていないところだけ聞くこともできます。改めて基礎的な部分を見直すことで、何がわからなかったのか、覚えられていなかったのかが明確になり、知識を整理することができ得点力アップにつながるのです。

プラチナインプット

受験勉強をしていて、何を覚えればいいのかわからない、どこに絞ればいいのかわからない、という状態になることは少なくありません。覚えるべきことがまとまっている教材を用意したいと思っている人には「プラチナインプット」がおすすめです。

この教材は、地理・歴史・公民の3分野の覚えるべき内容がすべて1冊にまとめられています。多くの塾では教材が分冊になっており、何冊も持ち歩くのは面倒ですし、知りたいことがあってもどこに書いてあるかすぐにわからないことも多いです。その点、この教材はコンパクトなので持ち運びやすいので、受験当日まで何か気になることがあったらすぐに確認できる相棒のようなテキストになってくれるでしょう。

教材は赤シートで解答が消えるタイプになっています。そのため気軽に一問一答の問題も取り組みやすく、すき間時間にも取り入れやすいです。別冊解答になっていないので短時間で問題演習と答え合わせ、解き直しができます。構造がシンプルな教材なので、どのような子でも簡単に普段の勉強に取り入れられます。

まとめ

今回は社会の得点を入試直前で10点上げるための取り組みを紹介しました。塾の多くは先に算数や国語の対策に力を入れ、理科や社会は後回しにしがちです。そのため直前に塾の指示通りにしっかりと取り組めば点数が上がることもあります。しかし、残念ながら今までにきちんと知識が身についていない場合には、授業以外に別途取り組みが必要です。

もしも塾以外に取り組みが必要となる場合にはスタディアップの教材を活用することをおすすめします。どの教材もレベルに合わせた対策ができる無いようになっています。自分の状況や、身につけたい知識に合った教材を取り入れて、ラストスパートで10点アップを目指しましょう。

社会で1点でも多く得点していただき、合格を勝ち取っていただければ、これ以上に嬉しいことはありません。一日、一日を大切にしていきましょう。

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